ASKA、テレビで逮捕後初の姿 ブログは「心境があったんで書きました」
歌手のASKA氏が薬物摂取による逮捕後、テレビの取材で再開したブログについて、「心境があったんで書きました」と述べました。
同番組内で「周愛利田クリニック」の利田周太氏は、ブログの内容について、「覚醒剤の後遺症による妄想」とする発言をしています。
※以下転載
ASKA、テレビで逮捕後初の姿 ブログは「心境があったんで書きました」
2014年9月に覚せい剤取締法違反罪で有罪判決となった歌手ASKA(58)が、21日にフジテレビ「直撃LIVEグッディ」(月~金曜後1・55)の直撃取材を受け、開設したブログについて自身が更新していると認めた。VTRは22日の同番組内で放送された。14年の逮捕後、ASKAの姿がテレビで報じられたのは今回が初めて。
黒縁眼鏡で紺色のジャケットを着たASKAは、自宅と見られる建物の前で直撃を受けた。取材スタッフが質問を始めると「ああ、ごめんなさい」と断り建物内に入った。インターネット上では激太りしたという情報もあったが、容姿に大きな変化はなかった。
4時間後、外出するASKAを再び直撃。ブログ更新について聞かれるとASKAは「しています」と答えた。どういう心境で書いたのかという問いかけには「いや、心境があったんで書きました」と返答。歌手活動は再開するかという質問には「ありがとうございます。頑張ります」と応じ、車に乗り込んだ。
ASKAは1カ月限定のブログを18日付で開設。「この半年間のできごとについて」と題し、盗聴被害を主張したことが覚醒剤の後遺症と判断され、国が定める「医療保護入院」という制度の下「入院をさせられてしまっていました」と報告した。
21日のブログでは「青山で知人と会って家に戻ったら、やられちゃいました。フジテレビのカメラでした。ものすごくクールに対応してしまったので、とても機嫌が悪く映ってしまったかもしれません。カメラマンさん、本当は、ちゃんと対応したいんですよ。勝手に口を開くわけにはいかないんです」と取材時の状況について説明。22日の放送前には「グッディは1時45分からみたいですね。僕も、自分の不機嫌な顔を観てみましょう。何せ、体型が変わっていますから。体重、90キロですからね。嘘です」とつづっていた。
ASKA、半年ぶり沈黙破りブログ開設か 「今年中にアルバムを発売したい」
2014年に覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けた歌手ASKA(58)によるものとみられる1カ月限定のブログが7月18日に開設された。中には、音楽活動再開への意欲を見せる書き込みもある。スポニチは「関係者によると、『本人が書いたものに間違いないようです』という」と伝えた。
ASKAが意見発信をするのは、1月に事件への思いや近況などをつづったブログを公開して以来となる。
18日付の最初の書き込みは「この半年間のできごとについて」とのテーマで、盗聴被害を主張したため覚醒剤の後遺症と判断され、国が定める「医療保護入院」という制度のもとで入院させられたと報告。入院から3カ月を過ぎたころ、「僕が正常であると確信したある弁護士ら」によって救出されたと続けた。
「みなさん、ありがとう。」と題した18日のブログでは、「今、僕は散文詩に浸かりっきりです」として自作の詩を紹介。19日の書き込みでは、「僕は敢えてコメントを受け付けました。いいじゃないですか。いろんな意見があって」とコメントを呼びかけた。また、「僕は、僕が元気であることを、みなさんにお知らせしたいだけです。メディアは、僕が病気であることの方が記事にしやすいし、喜んでいるのです」と訴えた。
さらに、最新の書き込みとなる20日のブログ「山の頂上。」では、「残念ながら、現在はスタッフがいろんな山を見ているのが、僕に取り巻かれた状況です。僕には、その山が見えています。そのひとつは、今年中にアルバムを発売したいということです」「早く、楽曲をみなさんの元へ届けたい。これに向かって、周りを動かして行く。ここは強引だと言われようと、山の頂上を目指します」と記し、音楽活動への復帰に意欲を見せた。
この半年間のできごとについて
「被害妄想」として扱い続ける記事を掲載しているメディアもあります。
まだまだ“妄想”から抜け出せなかったASKA
2014年9月に覚せい剤取締法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた、歌手のASKA(58)によるものとみられる1か月限定のブログが18日に開設された。
ASKAは今年1月、事件への思いや近況などをつづったかなりの長さの文章をネット上で公開。当時は盗聴被害を一方的に訴えるなどしていたが、関係者の忠告に従い即刻削除していた。
そんな中、約半年ぶりに沈黙を破りブログを開設。18日の最初の書き込みでは、「この半年間のできごとについて」と題し、盗聴被害を主張したことが覚せい剤の後遺症と判断され、国が定める「医療保護入院」という制度の下「入院をさせられてしまっていました」と報告した。
4か月に及んだという病院での生活だが、「最初の10日間は部屋に鍵がかけられ自由を奪われました。何もやることがないというのは本当につらい」と振り返った。
3か月を過ぎた頃、「僕が正常であると確信したある弁護士ら」に救出され、転院先の九州の病院で病気ではないと診断されたとしているが、「今回のできごとは、盗聴盗撮集団の思惑どおりに事が運んだということになります」とつづるなど、まだまだ“妄想”から抜け出せていないことをうかがわせている。
「相方のCHAGEはなんとか音楽活動を再開させようとしているのに、ブログを書き込むようなことをしたら、またまたCHAGEに迷惑がかかるが、とにかく自分のことを世間の人に知らせようと、あれこれお構いなしに書きまくっているのでは。とはいえ、このままだと、将来的な活動再開は難しいだろう」(音楽関係者)
最新の20日の書き込みでは、今後の活動について、「今年中にアルバムを発売したいということです。今の僕には説得力が備わっていないようです」、「早く、楽曲をみなさんの元へ届けたい」と意気込んでいるが…。
「この電話も盗聴されている」…「ミヤネ屋」が逮捕直前のASKA容疑者との全会話を公開
覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁に逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)について、28日の逮捕直前に「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で司会の宮根誠司(53)や芸能リポーターの井上公造氏(59)と携帯電話で交わした全通話が29日、番組内で公開された。
通話は28日の番組終了後。ASKA容疑者は「ミヤネ屋」で「逮捕へ」のニュース速報が流れた後、ブログを4回更新していた。番組が終了した同日午後4時ごろ、井上氏がASKA容疑者に電話取材を試み、接触に成功した。
通話は全14分間。内容は以下の通り。
--(井上)もしもし
ASKA容疑者「もしもし、もうびっくりしましたよ」
--今、宮根誠司さんと一緒なので代わっていいですか
「いいですよ」
--(宮根)「あ、どうも宮根ですが」
「はじめまして、どうも」
--番組の最中に『逮捕の方針』と出てわれわれもびっくりしたんですが
「びっくりですよ、僕も。僕寝てたんですよ。電話に出たらテレビ見てということで見たらびっくりしたんですよ」
「金曜日にアカウント2回乗っ取られて相手も大体特定できてるんですよ。我慢できないので、サイバー課を紹介してくれって電話した。普通の警察では無理なので。電話を受けて警察が来たなと思ったらその後で前の麻薬の刑事が来て、『尿検査してくれ』って言うので最初拒んだんですけど。『警察署に来てくれ』って言うんですが『それはできない』と。警察署に行った場合、そこで写真を撮られたら記事になるんで、『やるんだったらこの部屋でやってくれ』と。それで部屋で(検査を)やって。僕は自信がありますので。そのまま尿を持っていかれて今に至るんですね」
--今どこにいるんですか
「あ、ごめんなさい、言えないんですよ。もの書くときに借りている所があって、レコーディングのときに自宅でやりますけど、前回書斎が犯行現場だということでなくしたんですよ」
--保釈されてからは一切、違法薬物に手を染めていないと?
「ないです、ないです」
--じゃ、今回は全くの誤報で事実無根であると?
「全く無根ですね」
--ずっと病院とかも行っていた?
「病院はね、一応1年間は規定で行かなきゃいけないらしい。それを守っていってこの前も病院で尿検査をしたばっかりなんですよ。そこで『前の日に睡眠薬を飲みましたね』『あ、1種飲みました』という会話だけがあって。それで何も出てないので、アルフェタミン(覚醒剤の一種)なんてあり得ないんですよ」
--自分には全く覚えのない逮捕の方針ということでびっくりしている?
「びっくりしてます」
--警察等々から連絡はあったんですか?
「自宅の方に科研(科学捜査研究所)から連絡があって『アンフェタミンがばっちり出てます』と言うんですよ。もう百パーセントあり得ないですから」
--一切薬物はやってないと?
「ないです、ないです。僕が飲んでるのはサプリぐらいのもんですから」
--無実の罪で捕まっちゃう?
「そうですね」
--恐らくファンも視聴者も“またか”と思っている人もいるし心配している。改めてみなさんに言ってもらえますか
「いや、これはね、宮根さんね、番組を通して言うのは別の話、オフィシャルになるので。今は『ミヤネ屋』さんと個人的にお話しさせていただいているだけで」
--違法薬物には一切手を染めていないし、陽性反応が出るなんてことはあり得ないことですね?
「あり得ないです」
--ライブに出たりユーチューブで曲を来月発表するということだが、音楽活動に向けて動き出している?
「そうですね。もうそれしかないですから、僕には。それに集中した毎日を送っています」
--薬への依存はなくなっている?
「ないです、ないです。全然ないです。これはね、警察にしゃべんないといけないんですけど、『ギフハブ』っていう組織があるんです。ARっていう仮想現実なんですけど、僕のいる所を写したりして、僕の携帯の中にアプリが埋め込まれてたんです。その証拠も撮ってるんですね」
--携帯に何かが埋め込まれているんですか
「ええ、埋め込まれてたんですよ。それを見つけたのが一昨日なんですよ。あ、昨日だ、昨日見つけたんだ。それをスクリーンショットで画像に入れて、携帯からそれを削除して、今はもうのぞかれてないと思うんですけど」
--ブログを読んだが、自宅や仕事部屋に盗聴器が仕掛けられていると。それは何の目的で?
「それは今度、個人的にお会いしたときにお話しましょうよ。日本では想像のつかないテクノロジーの発達でかなりの人がこういうことをやられてると思うんですけど、これに気がついたのは恐らく僕初めてじゃないかと思う」
--盗聴する目的は分かっているの?
「大体分かっています」
--家族とは一緒に住んでいるのか
「一緒に住んでますよ」
--警察が来たときに奥さんもいたということだが、奥さんも寝耳に水か
「そうですね」
--奥さんも『おかしなこと言ってるよな、テレビは』と?
「そうだと思いますね」
--これは全く身に覚えのない誤報だと?
「そうですね」
--Chageさんとは連絡を取っているのか
「事務所を通じながら話をしている。直接本人とは話してない」
--保釈以来、全く薬物に手を染めていないのは天に誓えるか
「それはですね、僕は誓えますけど、病院が証明してくれると思いますよ」
--陽性というのはあり得ないと?
「あり得ないです」
--幻聴が出るとか、幻想・妄想があるとかは全くない?
「ないです、ないです。幻聴・妄想なんてあり得ないですから。言動がおかしいとか、訳の分からないことを言ってるなんて、どこで言われてるのか僕よく分からないですけど。こうやって話してみれば『ミヤネ屋』さんが訳が分かんないこと言ってるって言うんなら、僕は誰とも話ができないですねえ」
--それは思わないんですが。病院を転院したという話もあるが
「転院は、3カ月という時間が保険で定められていて、それを過ぎてしまったときに『この病院に残りますか、どうしますか』と言われたときに九州の弁護士が来て、『九州の病院に行きませんか』ということで『じゃ、行きましょうか』ということで行っただけの話なんですよ」
--情報では(東京都)八王子の病院に行ったときに『無理やり入れられた』と言ったというのは嘘なんですか
「いや、それは今度本を出すんですけど、その第2巻に全部書いてあります」
--リハビリの中での不満はあったのか
「僕は全く平常だったので。盗聴のことを言えないことがあるんですよ、グループには。何で盗聴されているのか家族に言えないことなので。でもそれが頻繁に続くので。パソコンができなくされたり」
「そうですね。この間もアップルに相談したばっかりなんですけど。アップルの方は『これはわれわれ体験したことのないことですね』っていうことで、やっとアカウントが開けたらその2日後にまた乗っ取られて」
--科研がアンフェタミンが出たと言っている。これは覚醒剤反応ってことですよね
「そうですね」
--アンフェタミンなんて出るわけがないと?
「出るわけがないです」
--例えば科研が間違ってるのか、誤報として流れてしまったということで不本意だと?
「そうですね」
--病院での治療とは具体的に
「治療はないですよ。全く依存も後遺症もないですね、っていうことで、ただ病院でずっと本を書いていただけですね」
--1回目は過ちだが、そこからはもうないと?
「そうですね。アンフェタミンが出たなんてあり得ないですよ」
--これは全くの無実無根であると?
「そうですね」
--われわれは願いたいですけど、逮捕されることはない?
「ないです」
--分かりました。それをわれわれは信じたいと思います。お忙しいところありがとうございました。井上さんに代わります
--(井上)もしもし
「(番組内で)曲流したらだめだって」
--あれは逆に聞かせた方がいいかなと思ったんですよ。何でこんなことになったか不思議だが心当たりはないの
「全くないです」
--一旦かけ直します
「いやいやこの電話も盗聴されている可能性がありますので」
--どうしましょうか
「お伝えする方法がないんですよ」
--メールもだめですね?
「メールもだめですね」
--要は盗聴されてるってことですね?
「盗聴のことはみんな取材で知っていますんで、それはいいんですけど、警察がこれ聞いてると思うんですね。警察が来るまでは放っておこうと思ってるんですけど。自ら教えることはないかなあと」
--今いる場所を警察は分かっていない可能性があるの?
「ここは分かんないと思いますけどね。すみません、また電話が入ってます。すみません、対応に追われてまあす」
--はい
「失礼します」
ASKA容疑者、ホテルで覚醒剤使用か 逮捕当日も滞在
歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)が覚醒剤を使用したとして逮捕された事件で、ASKA容疑者が逮捕直前まで都内のホテルに滞在していたことが30日、捜査関係者への取材でわかった。このホテルを日常的に利用したとみられ、警視庁組織犯罪対策5課は覚醒剤の使用場所になっていた可能性もあるとみて調べを進める。
ASKA容疑者は28日、JR恵比寿駅付近からタクシーで東京都目黒区の自宅に戻った後、警視庁の捜査員の任意同行に応じ、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された。
組対5課によると、ASKA容疑者は同日、自宅に戻る直前まで都内のホテルに滞在していたという。このホテルを頻繁に利用していた形跡があり、組対5課は29日午後、ASKA容疑者が滞在したとみられる一室を捜索。パソコン1台、USBメモリ1台、ボイスレコーダー1台を押収した。いずれもASKA容疑者の私物とみられる。覚醒剤の摂取に使う注射器などは見つからなかった。
ASKA容疑者は30日朝、勾留先の東京湾岸署から東京地検に身柄を送検された。容疑を否認し続けており、「弁護士と会うまで一切話さない」と話しているという。
ASKAさん覚醒剤使用で不起訴 「尿検査でお茶入れた」と供述 成分検出の液体、尿と確認できず
東京地検は19日、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)さん(58)について、嫌疑不十分で不起訴処分とした。警視庁組織犯罪対策5課は、覚醒剤反応が出た尿について、「本人の尿と確認できなかった」としている。
同課によると、11月下旬、本人の同意を得て自宅トイレで尿の任意提出を受けたが、ASKAさんは逮捕後、「あらかじめ用意しておいたお茶を尿の代わりに採尿カップに入れた。覚醒剤は使っていない」との供述を始めたという。
採取した尿は微量で全量、鑑定のために使用。採尿カップは破棄したあとだった。このため、覚醒剤の成分が検出された液体が尿かどうかの鑑定を実施できず、成分確認ができなかった。逮捕から時間が経過しており、再度の採尿はしなかったという。
採尿の際、同課員1人とASKAさんの妻がトイレのドアを開けて採取する様子を背後から見ていたが、手元までは確認できていなかったという。
ASKAさんは午後7時10分ごろ、勾留されていた東京湾岸署から釈放された。報道陣の問いかけにも無言で車に乗り込んだ。