奈良騒音傷害事件

奈良県に住む主婦が1996年~1999年の約2年半にわたり、大音量の音楽を流したり、大声で叫ぶなどし、近隣住民を不眠などにした事件。
2005年4月 傷害罪の容疑で奈良県警に逮捕される。
2007年4月 最高裁で実刑判決が確定した。

この様子が被害者によって撮影・録音されテレビのワイドショーなどで繰り返し放送された。
またテレビのバラエティ番組などで、加害者をパロディとした内容の企画や番組なども放送された。

騒音を起こすようになった背景については、「近所の人から、亡くなった娘の悪口を広められたり、接着剤で鍵穴をふさがれたりするなどのいじめに遭っていた」と述べたという。

近隣住民およびその関係者により、加害者が組織的に追い込まれた可能性があります。
加害者が「生活音を消すために大音量を出していた」と述べている部分もあり、自宅内の様子を監視されている事を警戒していたのではないかとも考えられます。

奈良騒音傷害事件